文怜
8月の終わり。
西部若者曳山さま人形を飾らせていただきました。

8月中に人形を飾るのは初めてのこと。ちょっと早ような気がしますが。。
今年は、9月の土日はお祭りの始まりにあたるため、
西部若者の若衆の皆さまとスケジュールを調整をおこない、
本日人形を飾ることになりました。
今年の人形場面は、鬼小島弥太郎『釣鐘奪還』となります。
人形外題解説は、このようになります。

昨年の11月東京都すみだ美術館に行く機会を設けました。


今年NHK大河ドラマにもなっている浮世絵を見ようと伺いました。
北斎が描いた浮世絵の中に鬼小島弥太郎『釣鐘奪還』がありました。

一瞬でこの人形を来年の西部若者曳山さまへご提案しようと心に決める出会いの浮世絵でした。
ご提案するまでこの外題を心で暖め、6月西部若者さまにご提案させていただきました。
若衆の方でも何個か外題のご提案もあったようですので私どものご提案と審議を頂きこの外題に決まりました。
制作が始まり、作る上で特に衣装は『紅と白』をきっちり分けて
鬼小島弥太郎は、白

西方院赤坊主は、赤 (名前の通り)

登場人物も愛でたく釣鐘を紅白の縄で引き合うハレの日を重んじる風流な人形を表現いたしました。
きっと西部若者さまの曳山も愛でたく楽しく曳き回しになることと思います。
本番激突の際になっても負けない曳き合うことこととでしょう。。
願いを込めて制作いたしました。
祭典までまだ時間ありますので本日は目を入れず9月になってからの楽しみを残し
人形を飾らせていただきました。
祭りまで残り7日人形作りもゴールが見えてきました。